Meet Our People 13
生産管理
素材管理二課
スタッフ
M.M
2022年9月新卒入社

TASAKIに入社したきっかけと現在の仕事内容を教えてください。
ラグジュアリーな
ジュエリーの美しさに
圧倒された
昔から趣味でアクセサリー作りをするほどものづくりが好きで、就職活動をしていくうちに上質な宝石を扱うTASAKIに興味を持ちました。他社とは違った魅力を感じたのは面接時に職場見学をした際、ダイヤモンドの原石や真珠などの素材の数々を実際に手に取って見せていただいたとき。手の中で輝くジュエリーはため息が出るほど美しく、当時宝石店に足を運んだこともなかった私は、ラグジュアリーブランドならではのクオリティにただただ圧倒されるばかりでした。そこから「私も、美しいジュエリーに日々触れられる仕事がしたい」という憧れが膨らんでいき、入社を決めました。
入社後は素材の加工を担う部署に所属し、「メレダイヤモンド」という0.2カラット未満の小さなダイヤモンドの検品や仕入れに携わっています。検品は、TASAKIの品質基準を満たすダイヤモンドだけを仕入れるために、顕微鏡やブラックライトなどを用いてダイヤモンドの色や形、内包物などひとつひとつ性質を調べ、選別する仕事です。素材の品質によってジュエリーとしての仕上がりや価値が大きく変わるため、検品はジュエリーブランドを支える最初の砦。毎日気を抜くことなく、神経を集中させてダイヤモンドに向き合っています。

TASAKIで仕事をする魅力・やりがいを教えてください。
何千分の1ではなく、1石1石に100%の責任感を
検品では、メレダイヤモンドという小さな世界に目を凝らし、さまざまな判断項目を確認します。傷やインクルージョン(内包物)が含まれていないか、カットのプロポーションは基準通りか、くもりがないか…チェックして選別するまでの時間はわずか数秒。しかも、単に機械的に見分けるだけではなく、見え方の濃淡や先端のフォルムなど、複数の判断項目をかけ合わせて選別する必要があります。決して一日、二日で習得できる仕事ではなく、慣れないうちは、ダブルチェックをしてくれた先輩からたくさんフィードバックをいただきました。教わったポイントをもとに、再度検品して判断基準を頭と感覚に覚え込ませる、という作業の繰り返しで、自分の選別に自信が持てるようになるまでは一年かかりました。
今では、1日に約2,000石ものダイヤモンドを検品しています。私にとっては何千分の1石でも、その1石1石が、お客様にとっては大きな意味を持つジュエリーになります。もし私がインクルージョンを見逃した1石が、一生を共にするリングに付いてしまったら…。そう考えると、「決して見逃すわけにはいかない」と気が引き締まります。同時に、私が選んだダイヤモンドがお客様の人生によりそう1石になることに、この仕事の魅力を感じています。

印象に残っている仕事について教えてください。
ジュエリーへの誇りは、
妥協のない仕事をしている証
「RITZ PARIS par TASAKI」コレクションに使用するダイヤモンドを準備した時のことを鮮明に覚えています。そのデザイン画を見た瞬間、幼い頃から抱いていた宝石への憧れの気持ちが呼び起こされました。パーティーなどでしかお目にかかれないようなラグジュアリーなデザインで、使用されるダイヤモンドの数も多く、合計すると10カラットを超えるという豪奢なもの。どんなジュエリーが出来上がるのだろう、と期待に胸を膨らませていました。
いよいよローンチされるという段階で、その完成品をひと目見せていただいた時のことは忘れられません。そこにあったのは、たくさんのダイヤモンドをまとった、ラグジュアリーでエレガントなジュエリーの姿。私たちがこの目で選別したダイヤモンドが燦然と輝いているのを見て、感激しました。
そのジュエリーはのちにパリやロンドンにも渡り、世界の人々を魅了したと聞き、誇らしく思いました。世界中の人の目に触れたとしても、恥じることなく胸を張れるのは、TASAKIが品質に決して妥協しないことを知っているからです。この誇りは、素材を選ぶ自分自身が、そしてジュエリーの制作工程に携わるTASAKIのスタッフ全員が仕事にこだわり抜いている証。TASAKIのジュエリーなら、私の大切な人にも自信を持って勧めることができます。
TASAKIのスタッフは一人ひとりがプロフェッショナルで、自分の仕事に誇りと責任を抱いています。その一方で、お互いに助け合う風土もあります。入社当初、先輩のチェックなしでは検品ができなかった時は「早く成長したい」と焦る気持ちもありましたが、先輩方からは決して急かされることがなく、じっくりとサポートしていただきました。最高のジュエリーをお客様にお届けするために、限られた時間の中で協力しあい、最高のパフォーマンスを発揮する。その意識は、TASAKIで培われたと感じています。これからは、先輩方が安心して仕事を任せていただける存在を目指しています。
その目指す未来を実現するために、宝石の世界により深く足を踏み入れ、素材のプロフェッショナルとして根拠のある自信を身につけ、仕事の質を高めていきたいと思っています。


Profile 生産管理 M.M
2022年9月新卒入社。神戸生まれ神戸育ちで、現在も入社時の希望通り神戸で勤務している。検品の仕事で目が疲れた時は、休日にリフレッシュも兼ねて山登りに行くアウトドア派。
- ※インタビューの内容は取材当時の情報です
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