Meet Our People 05

デザイナー デザイン課
スタッフ M.K

2018年4月新卒入社

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TASAKIに入社した
きっかけを教えてください

ここなら、
自由な発想でデザインができる

TASAKIとの最初の出会いは、高校生の時。偶然通りがかったbalanceのイベントで、販売員の方から「よかったら見て行ってくださいね」と声をかけられ、記念品のクリアファイルまでいただきました。当時、「学生相手にこんなに丁寧な接客をしてくれるなんて」と感激したことを鮮明に覚えています。

その後大学でデザインを学び、ジュエリーデザイナーを志すようになった私は、「持ち主と人生をともに歩むモノをつくりたい」「後世に残るジュエリーをデザインしたい」という夢を抱え、就職活動をしていました。その中で特に惹かれたのがTASAKIです。シンプルなデザインを好む日本のジュエリーブランドが多い中、クリエイティブなジュエリーも展開されていたTASAKI。ここなら自由な発想でさまざまなアイデアを提案でき、大きなやりがいを感じながらデザインができると感じました。

面接前には銀座本店を訪問し、「この会社を受けようと思っているんです」と、緊張しながらも販売員の方にさまざまな質問をしてみました。そんな私に、販売員の方は一つひとつ丁寧に答えてくれ、さらに商品もゆっくりと見せてくれました。その真摯な対応は高校生の頃に抱いた印象そのもの。デザインだけでなくあたたかな人と社風にも心惹かれ、「私もここで働きたい」と強く感じて入社を決めました。

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現在の仕事内容とTASAKIで仕事をする魅力・やりがいを教えてください。

妥協しないからこそ、飛躍のチャンスがあふれている

デザイナーの仕事は、企画やテーマに沿ったジュエリーのスケッチから始まります。チーム内で方向性を決めた後、企画やマーケティングを担う他部門とも話し合い、素材の選定やディテールの造りまで時間をかけて検討を重ねます。デザインが決定してからも、制作を担うクラフツマンと技術的な問題やつけ心地などについて話し合い、あらゆる方向から改良を重ねていきます。

クオリティに対して妥協することは決してありません。例えばカラーストーンを使う場合でも、色や輝き、形など膨大な選択肢の中からベストな素材を選び出します。気が遠くなるような作業ですが、一つひとつを手に取り、石が訴えかけてくるもの感じ取り、その輝きが最も美しく映えるデザインや組み合わせを考えています。そこまでこだわり抜くことができるのは、やはり豊富なノウハウとコネクションを持つハイジュエラーならでは。社内の各部門はもちろん、何十年も関係性を築いてきたサプライヤーとも叡智を結集させ一つの作品を作り上げる喜びは、他ではなかなか味わえないでしょう。また、アイウェアや時計などジュエリーにとどまらないコラボレーションアイテムをデザインできたり、私たちデザイナーから企画を提案できたりと、TASAKIにはデザイナーとして飛躍できるチャンスがあふれていると感じます。

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印象に残っている仕事について教えてください。

人生によりそうジュエリーを
この世界に残したい

入社から間もなく、「ハイジュエリーのデザインを手がけたい」という一つの夢が叶いました。それはたくさんのカラーストーンを用いたグラマラスなネックレスで、スケッチの段階から難易度の高い挑戦でした。仕入れや制作の担当者と相談しながら、素材の選定や石のバランス、角度、首に馴染むフォルム、機構などを何度も何度も練り直し、細かな修正を重ねました。ジュエリーが完成したのは、最初のスケッチから1年が過ぎた頃。平面で描いていた絵が本物のジュエリーとなった感動は今も忘れられません。最終確認のためにジュエリーを首元につけた時に感じたその重みは、それまで検討を重ねた時間の重み、そして制作に携わった多くの人たちの努力の重み。そのジュエリーがローンチ後多くの人の目に触れ、やがてお客様の大切なコレクションとして迎え入れられたと思うと、言葉に尽くしがたい喜びを感じます。

幼少期から私は、「この世界に自分が生きた証を残したい」と考えていました。例えばそれは、お母様から娘様へと受け継がれるジュエリーや、ブライダルのリングなど、人生の大切なワンシーンを紡ぐジュエリーをデザインすること。そのデザインが少しでも人の幸せにつながり、心の支えになれば…。そう思い描いてきた夢に、今は一歩ずつ近づいていると感じます。

真珠やダイヤモンドなどの自然の素材を扱うジュエリーのデザインには、工業製品とは異なるスキルが求められます。例えば、大粒の真珠などの貴重な宝石を使う時にはその魅力が最大限に引き立つ一点ものをデザインしますが、シリーズものであれば、コンスタントに素材を仕入れ同じクオリティで作り続けられる持続性も大切です。これは、展開する商品の幅が広いTASAKIだからこそ求められるスキルであり、それぞれに面白さや難しさを感じながら幅広い表現力を身につけることができます。

また、入社一年目であろうとチャンスが制限されることがなく、さまざまな社内コンペやプロジェクトに挑戦できることもTASAKIの魅力。自分のデザインが採用されるかどうかは分かりませんが、それでも「難しいけれど、とにかく1枚描いてみよう」と思えるオープンな空気があります。この前向きな雰囲気に刺激を受けて、私も「こんなデザインがしたい」と自ら積極的に発信できるようになりました。悩み抜いたスケッチやアイデアが採用された時は、心の中で小さくガッツポーズ。「このデザインが実際に形になる」と心を踊らせながらスケッチの筆を走らせています。

これからも貪欲に挑戦を続け、TASAKIのアイコニックなジュエリーとなるような斬新でモダンなデザインを生み出したいと思っています。

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社員インタビューM.K:プロフィール画像

Profile デザイナー M.K

2018年新卒入社。休日には美術館に足を運んだり素敵なフラワーショップで出合った花を生けたりと、インスピレーションを求めてアクティブに動いている。現在は引っ越ししたばかりの家のインテリア探しに夢中。

  • ※インタビューの内容は取材当時の情報です

Find Your Place TASAKIでの
仕事を知る

TASAKIで働くことは、
世界中の人々を魅了するジュエリーを
生み出すことに繋がります。
あなたの才能が輝く場所を、
TASAKIで見つけてください。

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