営業銀座本店スタッフ M.S ｜TASAKIの人を知る

TASAKIに入社した
きっかけを教えてください

人生の節目によりそい、
お一人おひとりに
真心を込めて向き合う

日本の職人技から生まれる品質の高い製品に惹かれ、就職活動では日本のものづくりに携わることができる仕事を探していました。TASAKIを知ったのは、企業説明会です。真珠の養殖からジュエリーの企画・制作、販売までを自社で一貫して手掛けるものづくりへのこだわりを知り、日本発のラグジュアリージュエリーブランドとして世界に発信するというビジョンが心に響きました。

面接前には銀座本店に見学に行き、リングを試着させていただきました。驚いたのは、その指通りの良さやつけ心地の良さ。真珠の美しさは言うまでもありませんが、ディテールまで妥協なく作られていることに胸を打たれました。その後の面接では、私たち学生とも対等にお話くださる社員の方々のあたたかさに惹かれ、「年を重ねても、こんな素敵な大人でいたい」という強い憧れを持って入社しました。

現在は銀座本店に所属し、真珠のフォーマルネックレスやダイヤモンドを扱うフロアでジュエリーのご提案や販売を担当しています。誕生日や記念日など人生の節目に立ち会うことも多いため、大切なお品もの選びをお手伝いしているという責任感を持ち、お一人おひとりに真心を込めてよりそうことを心がけています。

現在の仕事内容とTASAKIで仕事をする魅力・やりがいを教えてください。

アンカーとして、制作時の想いまでをお客様にお伝えしたい

TASAKIのジュエリーは、真珠の生産から始まり、素材の加工、デザイン、そしてジュエリー制作と、ショーケースに並ぶまでにさまざまな分野のプロフェッショナルの手を渡り、丹精込めて作り上げられています。その想いをお客様に直接お伝えできるのは、店頭に立つ私たちしかいません。例えば、より美しい真珠を生産するために遺伝子レベルから研究を重ねていることや、ダイヤモンドをよりいっそう輝かせるため、目には直接触れることのないリングの台座の裏まで磨き上げていること。こうした制作時の想いまでを受け取り、長いリレーのアンカーとしてお伝えできることが販売の誇りであり、やりがいでもあります。

また、創業時からのものづくりへの揺るぎないこだわりがある一方で、今までの常識にとらわれない新たな企画に挑戦しているところもTASAKIの魅力です。創業70周年のポップアップイベントでは、ジュエリーモチーフを取り入れたスニーカーやサングラスなどのコラボレーション商品を期間限定で販売しました。店内も普段とは違った雰囲気に一新され、スタッフもTシャツとパンツ、スニーカーというカジュアルなユニフォームで販売に挑戦しました。創業から70年の歴史がありながらも伝統に縛られることなく、こうしたファッショナブルなイベントが度々開催されており、私たちも毎回新鮮な気持ちでお客様に向き合っています。

印象に残っている仕事について教えてください。

10年越しに来店された
お客様からの忘れられない言葉

ある時、「10年前に試着したリングが忘れられない」と来店されたご夫婦がいらっしゃいました。私は入社してまだ間もなく、知識も豊富とは言えませんでしたが、お客様にかけがえのない時間を提供したいという想いで、心を込めてご案内しました。商談時にはマネジャーがさりげなくサポートに入って私の説明を補ってくださり、その場でリングをお求めいただけました。お帰りの際、お客様がおっしゃられた「あなたが最初から最後まで丁寧に案内してくれたから、買ったのよ」という言葉は今でも忘れられません。当時はジュエリーのご説明も未熟だったはずですが、それでも誠意を尽くしてご案内したことがお客様に伝わったことがとてもうれしく、この出来事は今も仕事をする上での誇りになっています。

私たちは、毎日何人ものお客様と接しますが、お客様にとってそのお買い物は一度きりです。だからこそ、全てのお客様に対して、10年という時を経てもまたご来店いただけるような接客をしようと心に決めた出来事でもありました。

お客様に「あの時、このジュエリーを買って良かった」と何十年先までも思っていただけるようなご提案ができる販売員を目指し、私自身を磨き続けます。